2010年1月28日(木)
馬券道場君! 僕は、僕は猛烈に感動している!(ウルウル)
かつて、これほどまでのドラマがあったでしょうか。
2010年、筆者・市丸博司の馬券道場第1期は、
これ以上ない劇的な展開を見せながら終了したのでした。
いやー、しんどかった。まさか、これほどとは…。
さあ、もったいぶらないで、早速第1期最終週を振り返りましょう。
6日目までで5,820円回収。最終週は2,180円以上回収しなければなりません。
こういう際どい展開のときは、ひとつひとつレースを吟味しながら
慎重に投票する必要があると思っています。
まずは土曜。この日もすべ複で攻めました。
京都を選んだのですが、いきなり8Rで5番人気の9番ファンドリカップが2着。
複勝180円×2のスタートです。
続く9R花見小路特別は選択馬が11着でしたが、
10R若駒Sでは5番人気の6番エクセルサスがよく粘って3着。
人気が3頭に集中していたので、複勝は260円×2。
合計880円回収し、残額は1,300円まできました。
こうなれば、あと300円以上回収して、最終日を楽にしたいところです。
ところが、11R7着、12R5着で上積みはならず。
昇段は最終日に持ち越されました。
泣いても笑っても最終日。必要回収額は1,300円。
いつもはまとめて8R前に投票するのですが、この日ばかりは1レースずつ、
状況を考えながら投票する必要があります。
3場開催なので、競馬場の選択が第一の大きな難所。
考えに考えた末、メインの平安Sと12Rに自信の馬がいる
京都を選びました。
最初の8R。まずは昇段曲線に乗せる必要があるので、目標回収額は500円です。
単勝でも複勝でも、最低250円つかなければ投票する意味がありません。
単勝を買うなら1番人気チョップチョップですが、これは1.8倍で範囲外。
他の馬の単勝はどうも危なっかしく、買えないと思いました。
ならば複勝ですが、ギリギリ3着の可能性があると判断した馬で、
2.4~5.1倍ついていたのが5番人気の8番
マーリンシチーでした。
これの
複勝を購入。
すると、レースでは後方から直線に賭けた
マーリンシチーが大外から突っ込んできます。
「よーし、よーし、やったー! あ、あ、差しすぎ…」
突っ込んできたどころか、2馬身差で勝ってしまいました。
あの、そこまでは望んでないんですが…。
単勝は1,690円で、単勝勝負なら一発で昇段でした。
うーん。しかも、馬券道場以外の馬券はチョップチョップから。
同馬は道中の不利がたたって4着で、筆者市丸の3連複は見事な外れでした(涙)。
ただし、1番人気が複勝圏を外れたおかげで、
マーリンシチーの複勝は440円(×2)。
一気に、昇段まで残り420円の位置まできました。
420円。これは、残り4レース中2レース複勝を当てさえすれば到達できる金額です。
100円元返しを2つ的中だとダメですが、
JRAプラス10のおかげで、いま複勝100円はほとんどありません。
「もらったようなものだな。適当に1番人気の複勝を4つ買えば2つは来るんじゃないの? ふははははは」
慢心する市丸。しかし、この慢心がとんでもない状況を生んだのでした。
9R睦月賞。ここは1番人気キタサンアミーゴ、2番人気
イネオレオ。
2頭ともに3着以内を外す可能性は低いと考えました。
「キタサンアミーゴのほうがより可能性は高いかもしれないけど、
それじゃつまんないし。
イネオレオにしとくか」
ってことで、6番
イネオレオの
複勝×2を購入。
しかし、待ってください。買ってから考えたんですが、この買い方はありません。
なぜか?
イネオレオの複勝は1.3~1.8倍。
つまり、当たっても一発で昇段しません。
だったら、確率の高い(と思っていた)キタサンアミーゴのほうがいいに決まってます。
複勝は1.2~1.6倍ですから、最低の1.2倍でも240円回収で残り180円。
「残り3レース中1レース複勝×2が当たれば、配当にかかわらず昇段」
の形が作れるのです。
レース。外外を回らされる格好になった
イネオレオは直線失速して6着。
勝ったのはキタサンアミーゴでした。
慢心で状況が見えなくなっていた私は、ここで痛恨のミスを犯したわけです。
レースが終わった瞬間、顔面蒼白になりました。
10R伏見S。ここは今日一番自信のないレースでした。
オッズは割れていて、単勝10倍未満が6頭もいます。
ファンもどこから入ればいいか迷っているレース。
私は、熟考の末3番人気の9番
ランチボックスを選びましたが、なんと結果は4着。
完全に追い込まれてしまいました…。
11R平安S。ここは10Rと違い、絶対と思っていた軸馬がいました。
13番
ダイショウジェットです。
なんと4番人気でしたが、明らかに展開は超ハイペースが予想され有利。
1番人気ダイシンオレンジ、2番人気ウォータクティクス、
3番人気アドバンスウェイは、先行争いに巻き込まれる可能性が高いと判断しました。
複勝オッズは2.0~2.6倍。
1~3番人気のうち2頭飛べば2.1倍はつくと考えられますし、
それなら
ダイショウジェットが3着以内に入った時点で一発昇段です。
「よし、ほぼ大丈夫だ」
13番の
複勝×2を買って、私は少しだけホッとしていました。
レース。トシナギサが行ってハイペース…と思ったら、
ウォータクティクスとアドバンスウェイが追いかけず、それほど速くなりません。
「え? 思ってた展開と違う…」
結果は、ゆったりと流れる長距離向きで、ハイペースでは厳しいと思っていたロールオブザダイスが1着。
先行争いに巻き込まれなかったダイシンオレンジが2着で、
ダイショウジェットはあまり展開に恵まれず4着に敗れてしまいました…。
「そんなことって、そんなことって…」
がくっと膝を折って、その場にうずくまった筆者市丸であります。
泣いても笑っても最終R。ここは210円(×2)以上つく馬券を買わなければなりません。
オッズは割れているのですが、複勝で2.1倍以上つく馬を見渡したところ、
「これは絶対」という馬が見当たりません。
あと
420円まで来たのに、最終レースを運任せでは買えない。
自信のある馬で勝負しなければ…。
そこで、市丸は思ったのです。
「最後の手段だ。これしかない」
選んだのは「
単勝×2」でした。
ここまで39レース、いや1レース投票忘れがあったので38レースを
「
すべ複」で勝負してきた筆者市丸は、最後の最後にマウスをするすると動かし、
「
単勝×2」を選んだのです。
選んだ馬は、15番
テイエムクレナイでした。
この馬は1番人気ですが3.9倍もつきます。
複勝は1.6~2.0倍でダメですが、単勝なら昇段です。
4コーナー。4~5番手につけた
テイエムクレナイがするすると上がっていきます。
「アンカツさんっ、お願いします!」
50歳の市丸博司が、3月で50歳になる同学年の
安藤勝己ジョッキーに祈りを捧げました。
「アンカツさんっ、アンカツっ!」
するとどうでしょう、
安藤勝己ジョッキーを背にした
テイエムクレナイは
するすると伸び、2着を5馬身もちぎって圧勝したのでした。
「アンカツさん、ありがとう!
そして、馬券道場って、馬券道場って、なんてすごいんだ(ウルウル)」
いやー、こんなに嬉しい昇段もありません。
最後の最後までこんなにワクワク、ハラハラさせてくれた馬券道場。
50歳の男が我を忘れて喜べる。なんて素晴らしいのでしょうか。
では、お待ちかね最終結果です。
こうやってみると、もう少しスマートに昇段できなかったのかという思いもありますが、
こんな
昇段も嬉しいものです。
そして、名人を目指すならば、こういう際どい展開ほど昇段しておかないと
苦しくなります。大きい昇段だと言っておきましょう。
つうわけで、証拠物件であります。
市丸博司、
3,120人の同士とともに、
初段へ昇段したことをここにご報告いたします。
早く昇段の賞品来ないかなあ。むふふ。
今週の重賞予想
■東京新聞杯 (GIII)
レッドスパーダ中心だと思いますが、相手は難解ですね。
アブソリュート、
エーシンフォワード、
キャプテンベガ、
スマイルジャック、
トライアンフマーチあたりでしょうか。
こんなにいっぱい買えるのか? 今のところは決めかねてます。
■根岸ステークス (GIII)
なんといっても、注目は地方競馬からダート5連勝の
サマーウインドでしょう。
1400mが少し気になりますが…。
ここへ来て4歳馬がやや低迷傾向なので、あとは
ワイルドワンダーや
ケイアイテンジンを買ってみたいですね。
■京都牝馬ステークス (GIII)
条件馬ですが、マイルなら
ヒカルアマランサスに注目ですね。
相手はやっぱり
ザレマ。
穴なら
スペルバインド、
クラウンプリンセスあたりかと考えています。